映画レビュー:パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト
もうすぐ無料視聴が終わっちゃうとのことで、慌てて視聴しました。
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“悪魔のヴァイオリニスト”と呼ばれた伝説の音楽家、ニコロ・パガニーニの生涯に秘められた真実とは?“21世紀のパガニーニ”デイヴィッド・ギャレットが5億円のストラディヴァリウスで奏でる超本格的音楽映画!
パガニーニが悪魔のヴァイオリニストと呼ばれたのは、演奏のあまりの上手さに、「彼の技術は、悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ」と噂されたという。そのため彼の出演する演奏会の聴衆には、本気で十字を切る者や、本当にパガニーニの足が地に着いているか確かめるため彼の足元ばかり見る者もいたという。(wikiより)
デイヴィッド・ギャレット
超絶技巧師パガニーニに匹敵する現代のバイオリニスト。幼い頃から神童として活躍するも親元を飛び出し自分の道を進む。モデル経験などを経て、現在はクラシックとロックを融合させたクラシカル・クロスオーバー路線で活躍中(れん的視点)
れん的ぽいんつ
そりゃもー主演の Dabid Garrett に尽きるでしょう!
Dabid Garrett 来日公演では8割が女性だったというけど、作中でも存分に発揮されております。彼の魅力を一口で言うならなんだろうなー
魔性?(笑) だってバイオリン弾いてるだけなのに目眩がするほどカッコイイってなんなの?w
作中でも演奏中に失神する女性が描かれてて、わかる!わかりすぎた!
ベストシーンはコレ!
このシーン、パガニーニをコンサートにやっとやっとやっとやっとやっと呼び込むことができたのだけど、演奏が始まっても全然登場しない焦らしプレイ(違)の末のシーン。そら失神もするよ。そんな焦れったい想いを高めてからスタートボタンを押してみてネ(笑)
それと切ないアリアを演奏するシーン (原曲はヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調)
パガニーニの渡航費のせいで家財を失った父の娘は、パガニーニが大嫌い。でもこの演奏を聴いて、180度気持ちを変えてしまいます。こんな美しいアリア、そりゃそうなるよねー!David Garrett本人が監修したらしいバージョン、原曲より好きダー!
パガニーニの人物像
代表的な曲と名前しか知らないアマチュアリスナーから観た人物像としては、映画では「モテモテ男」みたいな描かれ方だったけど、パガニーニの肖像画を見る限りそうとも思えず(失礼千万w)、依存体質だったように推察しますよ。ギャンブルや女性で心の隙間を埋めていたのかな、という感じ。隙間を埋めてる描写が結構あるのでお子様と観るのはオススメしませんw 。
超絶技巧師パガニーニの生涯を描いた伝記というには弱いかなー。どちらかといえば、 Dabid Garrett を鑑賞する女子向け作品と言ったほうが適切かもしれない(笑)
演技とかどうなん?
この作品にしか出ないと言ったらしいDavid Garrett 、演技はズブの素人ということになりますが、それほそびっくりするような大根っぷりは見てとれませんでした。ところどころ「素っぽいセリフ」などあって、コアなファンの人には逆に美味しかったのでは。
心の隙間を女性に埋めて貰っているシーン(回りくどいw)では、おのずと裸体になっておりますが、ガチムチなマッチョでもなく貧弱でもなく、フツーの人という感じでした。
聴いてみたくなっちゃった人へ
最新アルバムはベスト盤。クラシックあり、イタリアオペラあり、MJありで楽しめます。
でも彼の魅力は、熱く切なく髪を乱して弾きまくる動画デスw
このあざといジャケ写(笑)。女子ファン層の狙撃率高そうだなー。素肌にスーツが似合うのは永ちゃんだと思ってたけど・・・・・・・永ちゃんごめん←