REN'S PREASURE LOG

音楽鑑賞・映画鑑賞などのログ

Ennio Morricone エンニオ・モリコーネに心酔中

エンニオ・モリコーネさん、美しい旋律を紡ぐイタリアの人です。映画ニューシネマパラダイスのサントラでおなじみかな。

 

 

次第に盛り上がっていって、5:00~あたりからは切なすぎて胸を押さえて倒れてしまいそうです(笑)。

こんな美しくも切ないメロディライン、どんな人の心の中にある旋律なんだろう?もはや人じゃない、上の方の誰かに違いないと思ってしまう(笑)。調べたらこういうお方。やっぱりお爺ちゃんか!ワタシよ(笑)

 

一見、厳格で気難しい音楽家という感じだけど、人物像は真逆の人。以下WIKIより

 

愛妻家

2007年にアカデミー賞特別功労賞を受賞した際には、壇上で「このオスカーを、大いなる献身と愛情を持って、長年自分のそばに常にいてくれた妻のマリアに捧げたい。マリア、君への想いは変わらない」

栄誉ある壇上から「 君 へ の 想 い は 変 わ ら な い 」←きゅん死ラブ

チョコレートが好き

一時体重が86キロあったが、食べる量を減らし、家の中を走り回って72キロにまで減らした。ここまで減らしたのだからたまにまたチョコレートくらい食べてもいいのではないかとは思っているが妻に怒られるので内緒で食べることにしている

どんな地位を得ても「妻に怒られるので内緒で食べることにしている」←可愛すぎるデレデレ

流血描写が嫌い

マカロニ・ウェスタンやジャッロなど暴力や流血描写が多い映画への音楽提供で名高いが、モリコーネ本人は過度な流血描写を嫌悪すると語っている。セルジオ・レオーネ監督の『荒野の用心棒』に対しては公開当時から現在まで一貫して俗悪な映画であると考えており、モリコーネの音楽を使用したクェンティン・タランティーノの映画『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012年)に対しても「正直言って好きな映画ではない。流血ばかりで」と語っている。

レオーネ監督とのコンビがマカロニウェスタンという言葉を生んだというのに、「一貫して俗悪」と自由に言ってしまうモリコーネさんが素敵(笑)。日本でこんな自由なこと言ったら大炎上でしょう。窮屈だな。

タランティーノ監督は、ここでそれ使うんだ!?的に独特な選曲をする人でそれがまたかっこよくもあるんだけど、全編通して意味も思い入れもある曲を作るモリコーネさんとは相性が良くないかもしれないね。

バイオレンスやホラーはワタシも苦手。見せることになんの意味があるの?と思っちゃう。でも、見せることで、「こんな社会もう嫌だ!」と思わせる動悸になれという想いが込められてるんだろうね?たぶん・・・。決して暴力を扇動してる訳じゃなく、ネガティブを見せてポジティブを思い描かせる手法っていうのかな。ワタシはポジティブをとことん見せてくれた方が「そっちに行きたい」と思うけどね、人それぞれなんだろうね。

 

嫌いなことをされなかった恩

ピエル・パオロ・パゾリーニ監督は、残酷描写の多い『ソドムの市』(1975年)の音楽をモリコーネに依頼した時、試写でショッキングな描写を一切モリコーネに見せなかった。モリコーネはこの配慮に感銘を受け、現在もパゾリーニに対して変わらぬ友情の念を抱いていると語っている。

感性が鋭い人は受けた傷や恩を、一般的より倍以上の感性で受け止めるんだろうね。些細な言葉で誰よりも傷つくけどやり返す言葉を持たないし、小さな配慮に誰よりも感銘を受けて決して忘れない。ほっこりするなー^^



左翼派(革新派)

政治的には穏健な立場ではあるが、一貫して左翼を支持している。支持政党はイタリア社会党であり、最も偉大なイタリアの政治家として毀誉褒貶の多い人物であると認めながら、イタリア社会党の書記長を務めたベッティーノ・クラクシの名を挙げている。

心の中にこれほど美しい旋律を持つ人が、世の中を見て何を思っていたのか察するに余りある感。愛すべきこの星はまだまだ変わる余地がある、いや、変わらねばならん、愛する妻のためにも。なんて聞こえてきそう^^

 

美しいメロディを紡ぎ出す天才モリコーネという人は、子供のようにチョコレートが大好きで、妻一筋で、自由奔放に物を言い(笑)、暴力が大の苦手な、天とのパイプが太い方でした。自由度で言ったら今よりずっと不自由な時代にあって、心の中の創造の翼を折ることなく表現しつづけてきたことは、奇跡のような偉業と言えるのではないかな。ブラボー!モリちゃん←コラw

 

 

Youtubeのミックスリスト(モリコーネ + Love Theme)

いい曲いっぱい入ったリストです。

何曲かくっつけておこうかな♡ 至福の日曜日を~♡

 

 

マレーナ

曲も物悲しい美しさだけど、モニカ・ベルッチの黄金期?美人すぐるw

確か・・・大衆の嫉妬に焼かれて悲惨な結末だったよね(悲)

 

 

For Love One Can Die (日本未公開 D'Amore Si Muore(1972)より)

これでもかと胸をギリギリと締め付けるメロディ。ちんでしまうー

 

 

Le Vent, Le Cry -風、叫び- (日本未公開 La Profecional より)

個性的でどこか官能的 ※あくまでワタシ個人の感想です

れんさんの心の中の投影だからね、とか思っても口に出しちゃダメw