REN'S PREASURE LOG

音楽鑑賞・映画鑑賞などのログ

Luther Vandross - Dance with My Father

みなさんのお父さんはご存命ですか?ご存命の人、ちゃんと会話してますか?
子どもを持つお父さん、子どもと向き合っていますか?ハグしてますか?

Lutherが小さい頃亡くしたお父さんにあてて歌った曲です。
歌詞省略でも伝わることを信じて。






私の父は、私が小学6年のとき交通事故で他界しました。
心細くて泣き出したい自分の心は置き去りにして、泣き崩れる母を助けていくことに必死でした。お父さんの分までワタシが助ける!←昔は長女気質だったのマジでw

頭では理解していた親の死。
でも小学6年の漣ちゃんの心は、もっと甘えたかったよお~大きな胸に抱かれて安心したいよお~・・・
と泣き止むことはありませんでした。今で言うインナーチャイルドのようなものかな。
この曲を聴くと、その漣ちゃんが泣き出すので、ワタシもつられてしまいます。


子どもって、「仕方ないじゃん」ってことも、整理できずに寂しくなってしまうもの。頭と心は一致しないのね。その寂しさって、大人になったら癒される訳じゃないから、ずっとずっと人間関係に影響を与えます。
ワタシで例えると、お父さん風の人についついヨロめいてしまうとか(笑)←枯れ専なワタシ

私の場合は「泣く」という反応だから、どこにトラウマがあるのかわかるのだけど、そうじゃない場合は、「逆鱗」とか「イラっとするツボ」とか、そういうのをじっくり辿っていくと、発見できるかもね?

そして、最近読んだ本で、癒すことも出来ると書いてあったな。。
対象に向かって、根気強く同調し、「辛かったね、悲しかったね、よくがんばったね」と気が済むまで声をかけてあげると、だんだん癒されるんだって。その後に前を向かせるという作業をするんだって。

忘れようとしてたあの傷、忘れることに成功してしまったあの傷。じっくりと癒す時間があるといいなと思います。

そして思うのは、大切な人とちゃんと向き合うことの大切さ。
命はある日突然なくなったりするから、毎日、後悔のない様に向き合っていきたいな。

年老いた父母、外に向かって伸びていく子どもたち、いつもそばにいてくれる友達。
伝えたい言葉を伝えずに後悔しないように生きていきたいな。