マレフィセント見ました

「眠れる森の美女」でオーロラ姫に
16歳の誕生日に死ぬというのろいをかける
魔女マレフィセント

 

そんな彼女にスポットをあてたサイドストーリーで、一見、魔女に感情移入できないわーと思いがちなのだけど、母性をキーワードにしてあるので、大丈夫。上手ですね、さすがです。

 

オーロラ役の女優さんは、素朴で純粋な感じのする人で、笑顔に癒されます。
アンジェリーナ・ジョリーさまは安定の美貌ですが、最近はセクシー路線というより、完全無欠の美女という感じ。

とくに、翼をまとったシーンなどはしびれまくりです。翼かっこよすぎ。

映像がとくに、とくに、素晴らしかった。ファンタジーをこれでもかってくらい描ききった感じ。美しかった～～。ほんとにもう、映画館でお金はらう価値がばっちりある映画と思います。

我欲にまみれた人間界＝悪
自然と調和した妖精の世界＝善

という描かれ方で、人間界に生きる立場としては反省もあるのだけど。見終わってみると、憎しみというのは愛が形を変えただけなんだなぁと思います。もとは「愛」だから、憎しみも「善」の一種なのね。一見して「悪」と思えることも、もとをたどれば「善」なのね。不思議。

で、マレフィセントは善になりました、っていうハッピーエンドではなく、善と悪どちらも保持したまま映画は終わります。
これって意外と深い結末じゃないかなぁ

なんて、大人もいろいろ楽しめる作品ってことでオススメ度８９点！

前も書いたけど、トランスフォーマー4の予告がすごすぎる。絶対みたいわー。